前回のブログではヒートショックのリスクと全館空調についてお話ししました。住宅会社の中でも全館空調を採用している会社は多く、「各社の全館空調の違いがよく分からない」と思われる方も多いかもしれませんね。
今回は当社の採用するファース工法の全館空調の特徴について解説いたします。マイホームで全館空調をご検討中の方はぜひ最後までご覧ください。
全館空調とは家中の空調や換気を一括で管理するシステムで、家中の温度を均一に保つことができます。一般的には冷暖房が届きにくい玄関やトイレなども、全館空調があれば夏も冬もリビングと変わらない快適な温度でお過ごしいただけます。
ファース工法では温度だけでなく調湿機能が備わっています。床下に敷き込んだ空気清浄調湿材(ファースシリカ)によって、乾燥が気になる冬場には湿気を放出し、湿気の多い時期には空気中の余分な湿気や有機化合物を吸着しながら空気を清浄します。温度と湿度を同時にコントロールすることで、より一層快適な室内環境の実現が可能です。
床下に敷いている空気清浄調湿材(ファースシリカ)がタバコのにおい、生活臭やペット臭など生活する上で発生する気になるにおいを吸着し、低減させます。ホルムアルデヒドや有機ガス系の汚染物質も一緒に吸着するため、シックハウス症候群のリスク軽減にも役立ちます。
熱交換式換気扇を採用するファース工法では、熱交換率が良く無駄な温度変化がありません。熱交換とは、熱の性質を利用して加熱や冷却を行うしくみのことです。例えば冬の場合、暖かい室内の空気を排出する際に、熱だけ取り出し外から取りこむ新鮮な冷たい空気にその熱を移動します。熱交換を行うことで熱の損失が少なく、少ない温度変化でよりスムーズに室内を温めたり冷やしたりすることができます。
実際のファースの家の快適性を体感したい方、ファース工法についてもっと詳しく知りたい方はお気軽にご相談くださいね。